古い漫画や、多くの出版社で採用されている形式です。 日付の下に**「第1刷発行」**という文字があるかを確認します。
初版(当たり)の例:2024年1月1日 第1刷発行 (または「初版発行」のみ記載)
重版(2刷以降)の例:2024年1月1日 第1刷発行 2024年2月1日 第2刷発行 (このように日付が複数並んでいる場合、一番下が現在の刷数です)
最近のコミックスや洋書は、文字ではなく「数字の羅列」で刷数を表すことが増えています。 横一列に並んだ数字のうち、「一番小さい数字」がその本の刷数です。
初版(当たり)の例:1 3 5 7 9 10 8 6 4 2 (「1」が残っているので初版)
2刷の例:3 5 7 9 10 8 6 4 2 (「1」が消えて、「2」が一番小さい数字なので2刷)
10刷の例:13 15 17 19 10 18 16 14 12 (「10」が一番小さい数字なので10刷)
奥付を見るのが確実ですが、パッと見の判断や、古い本で奥付がない場合の参考にします。
帯(オビ)の文言
「初版限定特典」「アニメ化決定!」などの文言は初版の時期にしか付かないことが多いですが、帯は付け替えが可能なため、帯が初版でも中身が重版というケースがあります(通称「帯詐欺」)。あくまで目安です。
チラシ(投げ込み)
中に挟まっている広告チラシ(新刊案内やアンケートハガキ)の日付や内容が、その本の発行時期と同時期であれば初版の可能性が高いです。
ISBNコードの桁数(2007年以前の目安)
裏表紙のバーコード付近にあるISBNコードが10桁なら2006年以前、13桁(978から始まる)なら2007年1月1日以降の発行です。古い漫画の初版判定の補助に使えます。
定価と消費税
定価の表記が「消費税 3%」「5%」「8%」などの時代と合致しているかも判断材料になります。重版の際に定価改定(または税率変更表記への修正)が行われることが多いためです。
※ 買取で「初版」として高値がつくのは、基本的に「第1版 第1刷(初版第1刷)」のことです。 稀に「第1版 第15刷」のように、内容は初版(改訂されていない)だが、印刷は後からされたものもありますが、これはコレクター価値としては「重版」扱いになります。